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併用効果抜群の本格サウナ -5- |
●サウナのあとのボディケア
サウナ浴のあとは、汗腺が開き、ブヨブヨして、とてもデリケートになっています。
サウナ浴のあとは、シャワーやバスなどで皮膚表面に押し出された汚れを洗い流すわけですが、その際、用いる洗浄剤はデリケートになっている肌の状態を考えて、アルカリ性のものは避けて、中性のものを用いるようにしましょう。
●中性洗浄剤でボディ洗い
一般に売られている入浴用の化粧石鹸やボディシャンプーは、アルカリ性です。アルカリ性の洗浄剤は、ただでさえ乾燥状態にあるアフターサウナの肌の潤い成分を、さらに解け出させてしまいます。
この肌の潤い成分をMAP（モノアルキルフォスフェイト）といいますが、中性の洗浄剤は、この潤い成分をベースにして作られていますから、乾燥した肌、乾燥しやすい肌には、たいへん良い効果をもたらします。
あるメーカーが、皮膚の潤い成分の溶出量を、肌の成分に近い中性洗浄剤を配した洗浄剤とアルカリ性の石鹸を使って比べてみた結果、MAPの溶出量は、石鹸の約60％だったというデータが出ています。
中性の洗浄剤をよく泡立て、ていねいに洗ったあとは、ボディケアの総仕上げとしてスキンケアローションを全身にたっぷり、たたき込むようにして擦り込んでおきます。
さらに、このあとデオドランド（殺菌）効果のあるコロンを全身につけて、ボディケアの総仕上げとします。
なお、サウナ浴のあとは、肘や膝、かかとなどのお手入れにも絶好のチャンスです。
同じ中性洗浄剤をスポンジにとり、円を描くようにして、肘や膝、かかとのまわりをくるくるとていねいに洗います。強く洗いすぎると黒ずみを助長することにもなりますので、あくまでも、やさしく、ていねいに。
このあと酸素配合のマッサージ剤などを用いて、指先でラセンを描くようにしてマッサージします。
あとはボディ同様、ローションをたっぷりすり込んでおきます。
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